子供にスマホを持たせることは害なのか、持たせたことでわかったこと
こんにちは、そらです。
読みにきていただき、ありがとうございます!!
この前、友人と食事に行って子供について話をしていました。一人のママの言葉が印象に残ったので、その事について思ったことを書きたいと思います。
友人はみんな2才~小学生の子をもつママ達です。
任天堂のswitchの話から、一人のママが
「うちの子そういうゲームも興味ないし、スマホで動画とかにも全然興味がなくて、世の中の流れから置いていかれそう」と言いました。
その言葉が頭に引っ掛かりました。
だって、私はゲームもスマホも子供には害でしかないと思っていたから。
私には中学生二人と小学生一人の3人の子供がいます。
現在中学3年生の長男がゲームを始めたのは幼稚園の頃。
私自身ゲームが好きではないので、時間制限をしても守れない息子にイライラしっぱなしでした。
息子のゲーム好きはずっと続き、ゲームが優先順位の1番になってしまうことが悩みのたねでした。
スマホを持たせたのは小学校卒業してすぐです。
息子が小学校のLINEグループに参加したいと言い、私のスマホとアカウントでグループに参加しました。
でもすごい数のメッセージが入るので、困っていた私はスマホの買い替えを機会に古いスマホを家のWi-Fiで使えるようにして息子にあげました。
中学生のお子さんがいるママからスマホを持たせて失敗したという話を聞いていましたが、色々と制限を約束すれば大丈夫かと思っていました。
しかしそんなに上手くいきませんよね。
だって今までゲームでさえ制限できてなかったのだから…
Wi-Fi環境のみのスマホですが、持たせてからは常に息子とのバトルです。
好き放題にスマホでゲームをして、LINEして、YouTubeみて…
もうスマホを手放せない状態。
今度こそちゃんと時間を決めようと提案しても、そこからケンカに発展します。
ちょうど反抗期が始まっていたので、私の話すことに耳を傾けません。
スマホ弄りに夢中で勉強もおろそかになり、夏休みの宿題をやっていなかった息子はとうとう新学期の初日にズル休みをしました。
私もぶちギレです。
だらしなく過ごして、やらなきゃいけないことをやらなかったのは息子自身のせいですから。
そこから、スマホを取り上げたり、スマホに時間制限のロックをかけたり(これは何をしても息子に解除されてしまうので諦めましたが…)
色々試して息子と常に格闘。
ほんと、スマホって害でしかない!!
そう思っていました。
2年生に進級した頃、私は息子に干渉する事を控えることにしました。
やりたいようにすれば良い、と。
でも、みんなが平等に持っている時間をだらだらスマホ弄って過ごすのも、やらなきゃいけないことをまず頑張るのも、全部自分次第
自分次第で未来は変わるよ
そんなことを常に話すようにだけしていました。
だらだらとスマホ弄りに夢中の息子を見て、イライラしつつも、その事に関して干渉しないように我慢しました。
そんな日が何日か過ぎて2年生の終わり頃、息子がスマホを預かってと持ってくるようになりました。
スマホが側にあると勉強しようと思っても触ってしまうからだと。
息子の急な変化にビックリです。
その頃から反抗期もおさまってきて、息子とケンカをすることが減っていましたが、まさか息子からそんな言葉が出てくるとは思いもしません。
2年生の最後の定期テストから急にやる気を出して、今受験に向けてものすごく頑張っています。
あんなにスマホが手放せなかったのに、いつのまにか息子にとっての優先順位が受験に変わっていました。
結局息子の場合、自由にやらせてみる事が良い方向へ繋がったのか、私と息子がケンカをすることもほとんどなくなり、息子も自己管理がしっかりと身に付きました。
少し反抗期のことで話がそれてしまいましたが…
自由にやらせてみたことで、息子はTwitterで色々な人の影響を受け、YouTubeやサイトで自分の関心のあることを調べ、自分で動画を編集してYouTubeに投稿するなどしていたようです。
YouTubeは広告などはないですが、28万回再生でチャンネル登録が248人いて驚きです。
害でしかないと思っていたスマホで、たくさんの人の意見を知り、興味のあることについて学び、自分で編集に挑戦する…
あれ?なんか良いこともいっぱいじゃない?
私自身、害だと思っていたものが友人の言葉で自分の考え方がいつのまにか変わっていたことに気付かされたのです。
スマホは使い方によっては危険だったり、害になるのかもしれません。
でも子供にとって良い経験にもなるのだと思います。
ただ、誰かに取り上げられるのか、それとも自分から手放す事ができるのかで違ってきます。
「スマホをずっと触ってはいけない」ではなく、「スマホをずっと触ってると時間がもったいない」等と声をかけてスマホをさわり続けることで損をするのだと教えれば、ある程度スマホを触っても自分から手放します。
スマホを持たせるのはメリットもたくさんあるけれど、自分から手放す気持ちを持たせることも大切だと感じました。