子供も喜んで食べる好きなものを詰め込んだおせち作り
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします♪
2019年になりました。
今年もおせち作りを頑張りました♪
今年のおせちはこんな感じです。
おせち
①ローストビーフ
②玉子焼き
③牛肉の八幡巻き
④蒲鉾飾り切り
⑤甘くない黒豆
⑥炒り鶏
⑦蓮根のクリームチーズ
⑧しそ昆布
⑨松風焼き
⑩いくら
⑪えびの味噌焼き
⑫田作り
⑬たらこ
⑭かにみそ
⑮ほうれん草のキッシュ
⑯スイートポテト
⑰たこの煮物
⑱ぶり煮付け
①ローストビーフ
毎年必ず入れる定番ものです。
ローストビーフ用のお肉に塩コショウとすりおろしニンニクをすりこんで、30分~1時間常温に置き、フライパンで表面だけを焼いて、そのお肉をラップでくるんでジップロックに入れ、70℃のお湯を入れた炊飯器にジップロックごと入れて保温モードで45分くらい放置するだけで作れます。
360g~400gのお肉で45分くらい放置がちょうど良いです。
生焼けが怖いので、私は最後に中心温度を計って確認しています。
中心温度が60℃以上になっていれば大丈夫みたいです。
中心温度が60℃以上になったら、炊飯器から出してジップロックのまま1時間程常温において余熱で馴染ませます。
それからジップロックごと冷蔵庫でしっかり冷やします。
冷蔵庫でしっかり冷やしてから切ると、薄く切ることができます。
切ったときに、お肉がピンク色なら火がきちんと通った状態。
ソースは醤油とみりんとジップロックに出てくるローストビーフの肉汁を鍋で少しフツフツとさせて作りました。
大体醤油とみりん1対1くらいで大丈夫ですが、甘めが好みならみりんの割合を増やすか砂糖を少し加えると良いです。
お肉に刺して計ることができる温度計が中心温度を計るのに便利です
↓こんな感じのもの
②玉子焼き
卵3個に白だし10mlと水60mlと片栗粉小さじ2分の1をよく混ぜたものと、砂糖大さじ2分の1くらい(お好みで調整)で加えて焼きました。
③牛肉の八幡巻き
ゴボウは細く長く地中に根を張るため、縁起の良い食材としておせちに使われます。
八幡巻きは通常は太めに切ったゴボウを煮て、それを牛肉で巻いて焼くのですが、うちの子供たちはゴボウが大きく切ってあると食べないので、ささがきにして人参と一緒に煮たものを巻いています。
お肉が焼けたら、ゴボウと人参の煮汁を絡めて出来上がりです。
④蒲鉾飾り切り
1つはピンク色の部分を薄く切りとって、真ん中に切り込みを入れてねじったもの。
もう1つは、私がTwitterでフォローしている@misumisu0722さんから教えてもらったお花の蒲鉾です。
お花の蒲鉾を入れただけでおせちがすごく華やかになって可愛くなりました!
作り方は↓こちらです。
お正月に!蒲鉾のお花(動画有) - お砂糖味醂なし生活!ほっこりおうちごはん
⑤甘くない黒豆
まめ(健康)に暮らせるようにという意味が込められているそうです。
甘くない黒豆は私のおばあちゃんの味です。
おばあちゃんの黒豆は昆布だしとお醤油で煮ているので、甘くなくてお酒好きの私は大好きでした。
お砂糖いっぱいで甘く煮た黒豆は好きではないので、お酒のつまみになる甘くない黒豆を毎年作ります。
乾燥黒豆約100gを軽く水洗いして、たっぷりの水で一晩戻します。
その戻した水600mlと、粒状の昆布だしの素、戻した黒豆、白だし大さじ3、醤油大さじ2、塩小さじ2分の1を全て鍋に入れて、落しぶた(私はキッチンペーパー使用)とさらに鍋の蓋をして1時間程弱火で煮ます。
1時間経ったら、豆の柔らかさと、塩加減をみて、そのまま煮汁に浸した状態で冷まします。
黒豆は煮汁に浸かっている状態なら、シワシワにならないので、保存も煮汁に浸した状態で冷蔵庫に入れます。
⑥炒り鶏
食材は鶏もも肉、里いも、タケノコ、人参、蓮根、干し椎茸、絹さや、手まり麩を使いました。
人参だけ、梅の形に飾り切りしました。
時間があるときは、きちんとだし汁と調味料を使いますが、時間のないときや気分で、私はめんつゆとお砂糖を使って作ります。
すごく簡単にバランスのとれた味付けができます。
⑦蓮根のクリームチーズ
炒り鶏に使う蓮根の半分を塊のまま⑥と一緒に煮て、しっかり味をつけたら、取り出して冷まします。
冷めた蓮根の穴の部分に、絞り袋に入れて柔らかくしておいたクリームチーズを絞って入れて、冷蔵庫で固めてから、薄くスライスしました。
これも簡単だけど、美味しいです♪
⑧しそ昆布
昆布は「よろこぶ」という意味が込められているそう。
私は市販のしそ昆布をそのまま入れます。
通常のおせちは昆布巻きを入れると思いますが、ただ単に私が昆布巻きが好きではないので、しそ昆布で代用しています。
しそ昆布なら私を含め、子供たちもみんな好きです。
お酒のつまみにもちょうど良いし、お雑煮が好きではない旦那が、ご飯を好んで食べるので、ご飯のお供にもちょうど良いです。
⑨松風焼き
表は「けしの実」で華やかに裏がさびしいから裏さびしいとか、能の「松風」というお話に由来しているとか、おせちに入れるようになった理由はよくわかりませんが、すごく簡単なのに美味しくてお正月っぽいので、毎年おせちに入れています。
子供も喜んで食べる一品です。
けしの実を使って作ると本当はもっと美味しいのですが、私が行くスーパーには売っていないので、手軽にゴマで代用しました。
松風焼きはいつも「和食宝典」という本のレシピを使っています。
このレシピでゴマでの代用を知りました。
材料は鶏挽き肉、卵、酒、味噌、砂糖、みりん、ゴマで、特別な物も使用しないため作りやすいです。
詳細は下のほうへ↓
⑩いくら
うちの家族はみんなイクラが大好きなので、たくさん食べれるように筋子を購入してイクラの醤油漬けを作る予定でしたが、筋子が売っていなくて、今年は諦めて出来ているものを購入しました。
柚子の中身をくり貫いた皮にダイソーで購入した正月用のカップを入れて、イクラを飾りました。
⑪えびの味噌焼き
お正月らしく頭のついている海老を使います。
えびの髭や曲がった背中が長寿を意味するため、縁起が良く長生きできるようにと願いを込めておせちに使われるそうです。
背中の方の殻をハサミで切って、お腹を切り落とさないように包丁で背中から切り込みを入れて、塩、酒を振って10分程置いてから、グリルで焼きます。
焼けたら、卵黄、味噌、酒、砂糖をよく混ぜたタレを塗っては焼くというのを2~3回繰り返して、最後に焼いて出来上がりです。
⑫田作り
田作りは通常ごまめを使っていると思います。
ごまめとは片口鰯の稚魚で、ごまめを1袋買うと、余ったときに使い道に困るので、私はおつまみ用のそのまま食べる小魚アーモンドを使います。
余ってもそのまま食べても美味しいし、これを使って田作りを作るとすごく美味しいのでオススメです♪
軽くフライパンで炒った小魚アーモンドに砂糖3、しょうゆ2、みりん2、酒1の割合で作った調味料を絡めて、軽く煮詰めて出来上がりです。
⑬たらこ
これも同じくご飯のお供です。
お酒のつまみにも良いし、数の子の代用だったりもします。
数の子は子孫繁栄の願いが込められているそうです。
⑭かにみそ
瓶詰めされたカニみそを小鉢に入れただけ。
旦那さんが好きなので、毎年入れています。
⑮ほうれん草のキッシュ
キッシュも簡単なのに美味しくて、おせちが華やかになるので毎年入れています。
冷凍パイシートを使っているので、手間もかかりません。
⑯スイートポテト
これは栗きんとんがあまり好きではないので、代用です。
子供たちが喜んで食べます。
たくさん作って冷凍して、お正月が終わっても食べたいときに使うぶんだけ解凍→オーブントースターで焼いて食べます。
絞り袋に入れてアルミカップに絞るだけで見た目が可愛くなります。
⑰たこの煮物
たこの柔らかい煮物が食べたくて、今年入れてみました。
生のタコを扱うのは少しハードルが高いので、刺身用のタコを使用してみました。
みんなは美味しいと言ってましたが、私はもっと柔らかいタコの煮物が食べたかったので、少し残念な仕上がりでした。
炭酸と大根おろしを使うと柔らかく煮る事ができるそうです。
今回は炭酸ジュースのみ使用しましたが、来年は大根おろしも使ってみようかなって思ってます。
⑱ぶりの煮付け
出世魚のぶりは出世を願う縁起物として、お正月に好んで食べられています。
まとめ
結婚して最初の年からおせち作りをしてきて、最近はおせちに入れるものも、家族が好きなものばかりで定番化してきました。
31日におせちを作るのは大変ですが、自分で作ると家族みんな、特に子供が好きなものを入れることができるので、みんなが喜んで食べれることがメリットかなって思います。
おせちに入れるものそれぞれに、色々縁起の良い意味がありますが、型にとらわれず好きなもので代用するのもアリだと思います(^^)♪
↓こちらに余ったおせちをどうするのかや、
私がおせち作りで参考にしている本などをまとめました。
これらの本に今回のおせちの作り方なども写真つきで詳しく掲載されています。
今年もみなさんにとって良い年になりますように………☆